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催眠療法とは?

催眠(イメージ)

催眠と聞くと意識がなくなり、相手のいいなりになって好きなように操られてしまうイメージを持っている方が多いかもしれませんが、このようなことは、催眠をおもしろおかしく娯楽として見せる催眠術ショーや映画でしか起こりません。実際の催眠はこのようなイメージとはかなり違っています。実は私たちは1日に何回もこの状態になっていると言われています。

例えば、本を夢中になって読んでいる時に、声をかけられても全く気づかなかったとか、電車の中や歩いている時に考え事をしていたらあっと言う間に目的地に着いてしまったとか、誰にでもこういう経験はあると思いますが、これも一種の催眠状態なのです。
大人の私たちは普段顕在意識と呼ばれる主に理性を働かせる脳の部分で暮らしていると言われていますが、催眠状態とは変性意識状態ともいわれ、主に感情や感覚を司る潜在意識と呼ばれる脳の部分を働かせる状態であると言われています。

私たちは4~5歳位までは潜在意識のままで暮らしていますが、個人差はあるにしても10歳位までには潜在意識と顕在意識の間には膜のようなものができて、大人になるとやがて顕在意識下で生活するようになるのです。ですから子供時代の出来事や、潜在意識状態での出来事は、たとえ思い違いや思い込みであったとしても、潜在意識下の状態でしか解決できないのです。 つまり頭ではわかっていても、心や感情では納得できない出来事などです。
また催眠状態では心の緊張がほぐれて普段よりも受け身的になり、とても暗示を受け入れやすい状態になります。 催眠療法とは、この状態を利用して行う心理療法なのです。

セラピストの誘導によって潜在意識状態になって頂き、その状態で様々な問題をご自分で納得のいくようにご自信で解決して頂ける療法です。 催眠状態を利用して癖や習慣を変えたり、問題の軽減・改善を図ったりする方法が催眠療法です。 薬による副作用などもありません。 また、当センターの特徴として、萩原医師の元、心と身体は一体であるというコンセプトで、身体に働きかけ心身の不調を調整していくソマティックヒーリングという催眠療法も大きく取り入れています。

催眠に関するQ&A

Q1. 誰でも催眠状態になるの?
催眠状態のレベルに個人差はありますが、実は日常生活の中でも、誰でも催眠状態を体験しています。例えばTVや映画や本に集中しているときも軽い催眠状態に入っています。 絶対に催眠状態になりたくないと思っている方以外は誘導されれば催眠状態になります。当センターにおいては経験豊かなセラピストがその方にあった誘導方法で催眠へと誘導しますので、ご安心下さい。
Q2. 催眠状態に入ったら、意識がなくなるのですか?
催眠状態に入っても意識は、はっきりとしていますし、周りの音も聞こえますので、意識がなくなることはありません。 ですからお答えしたくない事は「答えたくありません」とはっきりとセラピストに伝える事ができます。催眠状態で起こったことは全て覚えており、催眠状態から醒めても催眠中の状態は全て覚えていますから 安心して催眠療法を受けてください。
Q3. どのようなプロセスでセッションが進むのでしょうか?
先ず、セッション前にじっくりとお話を伺い、その方の問題の本質をご一緒に見極めてまいります。守秘義務がありますので、クライエント様のご要望の用件が決して外部に流れる事はございませんので、安心してお話をして頂けます。その後、セラピストの誘導により催眠状態へと誘導され、その方にあった解決方法でのセッション(暗示療法、前世療法、退行療法、グリーフセラピー、等)をさせて頂きます。
Q4. 前世療法と退行療法の区別がつきません。
《前世療法》
前世の記憶をイメージ想起で追体験し、振り返りを行うことで、現在ある課題や問題の原因の確認、軽減、解消等を行い、本来あるべき自分に気づいていきます。又、中間世という魂の状態で存在する時期を経験する事で 死に対する新たな理解、感覚の書き換えなども行えます。前世療法はそのときの課題や問題に対して何度でも行うことが可能で、 同じ前世を体験することはほぼ無く、その時に必要な新たな前世体験をすることが出来ます。
《退行療法》
今抱えている課題や問題に対して、今世の過去の記憶イメージを想起、追体験、振り返りを行う事で現在抱えている問題の原因を突き止め、その問題の軽減、解消につなげます。幼少期に体験したトラウマの解消やインナーチャイルドの癒しも行えます。
Q5. 何回くらい通えばよいのでしょうか?
クライエント様によって様々ですが、1回のセラピーでも多くの方に変化や気づきは起きています。セッション後の面談においても続けて通うようにと、無理な勧誘を行うような事は決してありません。状態にもよりますが、3回から4回で終える方が多いようです。また、希望により問題を解決してもセッションを継続している方もいらっしゃいます。
Q6. 催眠状態から抜けられなくなることはないですか?
施療後にスッキリと目覚めるという暗示を行いますので、セッション後に催眠状態から抜け出せなくなることはありません。どなたも気持ちよく催眠状態から元の状態に戻ることが出来ます。
Q7. 催眠療法の適応などについて教えてください。
例えば、人間関係(親子、夫婦、パートナー、上司)、恋愛などのお悩み、生きがい、寂しさ、人生の目的、トラウマ、とらわれ、自信がない、対人恐怖、あがり症、不眠、身体の不調(検査をしてもどこも悪くないと言われている)、同じ失敗をくりかえすなどのお悩みなどがあげられます。

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